2月7日からは、ラオス中央銀行、在ラオス日本大使館、JICAの関係者がラオスの首都ビエンチャン市内の店舗でのCBDC実証実験に参加する予定です。 今回の実証実験には、2020年10月からカンボジアでの正式運用を開始し、以降2年以上に渡り順調に稼働し実績のある「バコン」システムをベースに、ラオス向けに修正したシステムをソラミツが提供しています。
CBDC実証実験の運用の流れは、下図のように、ラオス中央銀行がCBDCを生成し、仮設の商業銀行に発行します。 その後、その商業銀行はCBDCを個人に送信し、個人がCDBCを使用して店舗で支払うことができます。店舗はCBDCを別の仮設の商業銀行に送金します。 最後に、ラオス中央銀行がその商業銀行からCBDCを回収します。